ドクターPHのブログ

定年退職するドクターPHの行く末は?
ブログネタ(数学)
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    前にも書いたが、私は数学が苦手だった。
    初めからそうだったわけではない。
    中学の時は割とよくできた方である。
    ところが高校になってからはそうは行かなかった。
    決して教科書に書いてあることが理解できなかったわけではない。
    受験の数学についていけなかった。
    そもそも教科書に書いてあることから、どうしてこんな難問が解けるのかが不思議だった。
    解説されれば、ああそうかと思うが、じゃ次の問題はといえばまた頭を抱えてしまう。
    そんなことの繰り返しだった。
    受験数学は演習問題のオンパレードである。
    一つの問題に思考を凝らすような余裕はない。
    次から次へと問題を解かなければならない。
    すっかり数学嫌いになった。
    数兇鉢靴糧積は割とできた。
    決して微積だから優しいというわけではない。
    高校で習う微積はたかが知れている。
    それに物理への応用があって、目的がよくわかるからかもしれない。
    数気苦手だった。
    特に式の変形。
    式の変形に難しい理論はいらない。
    しかし難しくしようと思えばいくらでもできる。
    パズルのようなものである。
    こんな問題解いて何になる。
    と思うと嫌になった。
    ところが最近真空管を再び始めた。
    真空管アンプの設計には、難しい数学はいらない。
    せいぜい加減乗除、一次関数、対数くらいがわかっていればよろしい。
    サインコサインは、わかっていたことに越したことはないが、知らなくともそれなりの設計はできる。
    ところが、そのうち欲が出てきて、昔専攻できなかった電子工学を勉強してみたくなった。
    そうするとサインコサインが出てくる。
    昔、受験生ブルースという歌が流行った。
    「サインコサイン何になる」というフレーズがあったと思う。
    そう、ここで必要になるのである。
    アンプで音を操ろうとする者にとって、サインコサインを知らなければ恥である、と思った。
    なぜかはここでは語らないが、数学をあらためて勉強し直す羽目になった。
    サインコサインだけではない。
    複素数が出てくる。
    高校の数学で習ったときは、こんなものが何になるのかが分からなかった。
    虚数とは虚しい数と書く。
    そんな程度にしか思わなかった。
    ところが回転を表すには実に都合の良いものなのである。
    例えば、1にiを掛けてiにすることは、座標上90度回転させることなのである。
    音や電波(光も含めて)などのエネルギーの伝播は、回転と切っても離せない。
    だからサインコサイン、複素数は欠かせない。
    それを本当に知ったのは50過ぎである。
    まだまだ勉強すべきことが山ほどある。
    それから、フーリエ変換(FT)がある。
    FT自体はかなり前からある数学であるが、コンピューターが進歩してから急速に注目を集めるようになった。
    音、電波、光を使った分析には必ずと言ってよいほど出てくる。
    医学の最先端で使われるCT、MRIなどの画像処理も、FTがなければできなかった。
    ただし、計算が大変なので、リアルタイムで見るには、高性能のコンピューターが必要である。
    もう一つ、行列式がある。
    今や線形代数には不可欠なものであるが、私の高校のころは教科書になかった。
    大学に行って初めて勉強したが、チンプンカンプンのままで卒業し、いまだに苦労する。
    しかし、多元一次方程式を解くにはまことに都合の良いものである。
    電気回路の解析にも多用されている。
    果たしてこんなネタでブログが書けるだろうか?
    | 数学 | 10:25 | comments(0) | - |
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